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  1. 合格道場活用法
  2. 1問あたりの制限時間

1問あたりの制限時間

Q. サイト内の練習問題等を解くに当たっては、やはり制限時間等を気にして解いていった方がいいでしょうか?


A. 行政書士試験は全体で60問出題されるので単純に割れば1問あたりの時間配分は3分となりますが、文章理解・記述式・多肢選択式は1問解くのに要する時間が長くなることに加えて最後の見直しの時間も考慮しなければならないため、5肢択一式問題は、平均で1問あたり2分30秒弱で解いていかなければなりません。

しかし、初学者においては、初めのうちから解く時間を気にしすぎるのは、逆に学習の妨げになります。
近年の試験傾向においては、単純な条文問題等の暗記に頼った学習では対応できない法的思考力を問う問題や現場思考型の問題が増えていますが、これらに対応できるようになるには、普段の学習でも良く考えることが必要となりますので、序盤から中盤の学習、とりわけ1周目においては、時間よりもこの点を重視した方が良いかと思います。

例えば、「誤っている肢はどれか?」という問題で、肢1と肢2は正しいと分かったが、肢3~肢5の判断がつかない場合において、早々に諦めて「正解は肢3~肢5のどれか」と曖昧な結論を出して解答・解説へ進むというやり方は、この能力が鍛えられません。
分からないなりにも、「あの法律ではこうなっていたから」「常識的にいけば」「法の趣旨に沿って考えると」という感じに自分の現状有している知識を総動員して、しっかり自分の中で理由をつけて解答することで、この能力が鍛えられていきます。
早々に諦めて進めていく場合に比べて、こうやってよく考えた上で解いた問題というのは、凄く疲れはするもののたとえ不正解でも記憶に残っていきやすいので、結果的に見れば、時間効率の良い学習方法といえます。

したがって、練習問題等を解くにあたってはある程度は時間を気にする程度にとどめて、学習計画の中盤から終盤用の教材として、時間制限の付いたコンテンツ(総合テスト・模擬試験)を設置してますので、これらを学習する際に、その感覚を養ってもらえればと思います。

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