碓井孝介著「図解でわかる 暗記のすごいコツ」が出版されました。
行政書士試験は覚える量が膨大。これについて異論はないでしょう。
細かな条文知識・判例知識を頭に入れる。行政法もそうですが、特に民法は知識をただ単純に頭に入れるだけではダメで、試験会場で初めて見る事例を通して確実に思い出せるように暗記する。この地道な作業をコツコツと積み上げていくのが択一式試験対策となるのです。
記述式だって暗記が極めて重要です。記述式の過去問を見ていると、条文の「要件」に関するキーワードや判例の重要単語に配点があるであろう問題が多々見受けられます。したがって記述式の対策としては、文章のなかで重要単語を見つけ、要領よくピンポイントでその単語を覚えることが求められます。
この本では、「思い出せるように覚える」「使える知識として覚える」「重要部分だけに絞って覚える」方法などなど、すぐに実践できる暗記のコツを紹介しています。
行政書士試験対策としてはうってつけの本であると思います。書店で見かけたら手にとってみてください。
図解でわかる 暗記のすごいコツ(日本実業出版社)- 碓井 孝介(うすい こうすけ)
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札幌出身、『司法書士平成事務所』代表。元大手資格スクール講師。勉強法、相続等の書籍出版なども手掛ける。個人サイトは『平成相続相談室』。
著書:図解でわかる 暗記のすごいコツ(日本実業出版社)