法律系の学歴の有無等
政治経済学部政治学科卒業
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
なし
学習期間 / 学習時間
4月から始めて、平日は2~3時間、休日は5~6時間くらいです。
試験の結果
合格
合計 226 (法令五肢択一式/132点、多肢択一式/24点、記述式40点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
認容判決の拘束力により、判決の趣旨に従い、改めて申請に対する処分をしなければならない。(43文字)
問45:
委託を受けた保証人であるXの有する求償権について、連帯保証契約に基づき、Yにも求償できる。(45文字)
問46:
第三者とは、当事者及び包括承継人以外のもので、登記の欠缺を主張する正当な利益を有する者(43文字)
※問45のYに対して求償という部分はおそらく大幅に減点されていると思います。択一のみで合格点に達した人には比較的甘めの採点がなされたのではないかという人がいますが、確かにそうかもしれません。(自分でいうのもなんですが、40点ももらえるような内容ではないと思います。)
使用教材について
Wセミナーの「SUCCESS」シリーズのテキストと過去問以外の教材は使いませんでした。

●「SUCCESS」テキスト

長所
難易度が高く、これだけやればいいのではないかと思うほど細かい知識が多い。
条文の条項が括弧書きで書いてあるので、条文を引く癖がつく。

短所
無味乾燥な文章でとにかく読んでいて苦痛。
商法のテキストは明らかに試験レベルを超えた知識が多く、逆にわかりづらい印象。

● 「SUCCESS」過去問

長所
左ページに問題、右ページに解答があるのでわかりやすい。
昭和62年の問題から掲載しており問題数が豊富。

短所
解説が、ややわかりづらい。
試験の感想等コメント
試験の感想
全体的に迷わせるような肢や悪質な肢が少なく、正答の肢が導きやすい問題が多かった印象を受けます。
一般知識に関しては多くの人が言うようにかなり簡単になったなという印象を受けました。
法令問題は簡単なサービス問題と難問との温度差が激しかった気がします。特に行政法の問25は過去の行政法の本試験問題の中でも指折りの難問ではないかと思います。(知識が細かすぎて全く手に負えませんでした。)

学習のポイント
自分の場合、勉強を始める時期が遅かったのもあって、一般的な「テキスト→過去問」のようなやり方では試験には間に合わないと思い、いきなり過去問から始めました。(点を集めて一本の線を作るようなイメージ)

ところが、過去問では問題数が足りず、全範囲を網羅できないため、なかなか、法律の全体像が見えず、苦しんでいました。
そんな時に出会ったのが、合格道場でした。3000問以上の圧倒的な問題数と詳しい解説のおかげで、問題を解きながら、法律の全体像を把握していくという当初イメージしていた通りの学習ができました。

今回の本試験では、模擬試験でも一度も、とったことがないような高得点で合格できました。これも合格道場のおかげだと思っております。もし、今後、自分の周りで行政書士を目指す人がいたら、絶対に合格道場をすすめたいと思っています。

長文になってしまいましたが、これからも合格道場のますますの繁栄を祈っております。