- 道場生受験体験記
- 平成23年度
- 千里一歩さん
平成23年度
千里一歩さん
1~2回目
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法律系の学歴の有無等
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有り/法学部卒業
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行政書士試験の受験回数
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2回目
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他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
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ビジネス実務法務2級
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学習期間 / 学習時間
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10ヶ月/1100時間以上~1200時間未満
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試験の結果
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合格
合計
204
点
(五肢択一/96点、多肢選択/18点、記述/46点、一般知識/44点)
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記述式の内容
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問44:
即時強制と呼ばれ法律の定めを必要とし罰の意味ではなく公の利益のための効力を実現する為のもの。
問45:
「代価弁済」「抵当権消滅請求」(時間が少なくなっていたのでキーワードを控えるので精一杯でした)
問46:
「使用者責任」「表見代理」(時間が少なくなっていたのでキーワードを控えるので精一杯でした)
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使用教材について
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【主要教材】
・憲法 オートマチックシステム 憲法(山本浩司 早稲田経営出版社)
・民法 オートマチックシステム 民法Ⅰ~Ⅲ(山本浩司 早稲田経営出版社)
・行政法 みるみるわかる! 行政書士Ⅰ(山本浩司 早稲田経営出版社)
・商法 みるみるわかる! 行政書士Ⅱ(山本浩司 早稲田経営出版社)
・一般知識(情報通信・個人情報保護) 2011年版 出る順行政書士 重要事項総まとめ(東京リーガルマインド)
・記述式 2010年度版ごうかく!行政書士記述式問題集(早稲田経営出版)、合格道場(当サイト)
・問題、過去問(法令分) 合格道場(当サイト)
【補助教材】
・一般知識 2011年度版 らくらく行政書士の一般知識○×チェック
・答練(会場受験)(LEC)
・模擬試験(全て会場受験)(LEC、TAC、伊藤塾、大原)
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試験の感想等コメント
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(アンケートに答えるといいながらおそらく一番重要な記述式の内容をお答えできないことを始めにお詫び申し上げます。)
まずは僕は試験まで幸か不幸か望んだわけではなく無職だったので勉強時間がたくさんありました。ですので全ての人に全てが当てはまり得ないことを前提としてください。
受験1回目だった昨年は178点で不合格でした。
(五肢択一/84点、多肢選択/16点、記述/42点、一般知識/36点)
2回目の受験をすると決めた際に最初に決めたこと。
それは「『あと2点だけ足りなかった』ということを思わない」ということでした。
極論で言えばこれが一番意味があったことでした。
周囲は必ず「あと2点だったなら今回は大丈夫だよ」と言います。
しかし、実際の試験が始まったらみんなと同じ0点から積み上げるしかないのです。
「あと2点」と思って勉強するのと「0点から180点を取りに行く」と思って勉強するのとでは心構えが全く違います。
「惜しかった」と思う人であればあるほどこの点は重要だと思います。
心構えを決めたあとにしたのは基礎力を上げるためテキストの読み込みをしました。
某先生が「基礎力の定着には最低でもテキストは5周読む必要がある」と書いていたのでそれを馬鹿正直にしました。
その際注意したのは「マーカーペンは使わない」ということです。
理由は「分かりきった時に消せないから」です。
2、3周目くらいまではどうしても線も含めた書き込みは増えていきます。(僕はノートは作らずテキスト書き込み派です。)
ただ、4、5周目くらいになると「これは分かるな」というものが出てきて、問題を解く時期になると更に毎度正解するものが出てきたらそれら消して本当に分かっていない箇所を浮かび上がらせるためです。
また、記述式問題集、合格道場やその後の模試などの記述式部分をエクセルで単語カードにして、すきま時間はそれを解くのに充てました。
作るのには時間がかかりました(民法と行政法でおそらく計400問強)。
しかし当初目的とした「すきま時間の有効利用」だけでなくテキストに書いていないことの補強も兼ねるという予定外の副産物も生まれ、これは有効でした。
副産物といえば模試を複数校受けました。
当初の目的は「試験で自分がどれだけパニックになるか(ケアレスミス率の確認等)、また時間配分や解いていく順のシュミレーション」でした。
しかしそれだけでなく結果的に「一つの学校の出題傾向や文言に染まらなかった」ということもついてきました。
同じことを聞いていても学校によってその表現方法が違いました。
1校だけならそれにだけ慣れていたかもしれませんが複数受けることでそれを回避できました。
ただ反省点として僕はたくさん受けすぎました。 多い時は週3回受けましたが、どれだけ数を増やしても週2回くらいが適当だと思います。
理由は週3回以上になるとただ単に機械的に受けるだけになり、一番大事な見直しする時間が確保できないからです。
僕は7月中旬を皮切りに10月下旬まで模試を受けましたが、模試が最盛期になった辺りの見直しを終えるのに結果的に試験10日前くらいまでかかりました。
しかも、結果的に同じようなところを毎度間違っていました。
結局模試は合格点を超えることは1度もなく、気持ち的にかなり追い込まれました。
ちゃんと見直しをしていれば数回は合格点を超え、本試験を幾分か楽に迎えられたかもしれません。
そのような意味でも、模試の日程を詰めすぎないことをお勧めします。
ちなみに僕が会場受験した中で総合的にお勧めするならLECか伊藤塾です。
十分時間の使い方や解答順のシュミレーションになり、また本試験には及びませんがそれなりに雰囲気も味わえます。
また、解答解説書もよく出来ており、復習の際も解説書だけあればよく、問題冊子は必要ありません。
逆に上記の2点の意味でお勧めできないのは…ここでは不適切と思うので触れません。
合格道場だけでなく、答練、模試、そして本試験まで全て問題を解く際にはハッキリ違うと分かるものには×、迷うものには△、そして△の内結局自分が解答として選んだものに○をつけました。
理由はあとで自分が試験中にどう解いているのか、あとで見直すためです。
この習慣は結果的に本試験後に各資格学校が無料でしてくれる解説講義で役立ちました。
あと…webmaster様もおそらく同意してくれると思いあえて書きます(お気に触るようなら消してください)が、独学を選んだ以上、道場だけでなく色んなアンテナを張った方がよいと思います。
僕は模試以外お金を払う気もないのに週1くらいで資格学校ののHPを見てました。
そこで無料の模試や講義、説明会を知り足を運びました。
(説明会といいつつ独学だけではしれなかったことを結構話してくれました。)
また、それらの学校の特に有名講師ともなるとブログをやってたりします。
当然商売ですから詳細は書いてくれません。
ただ、独学でそもそも情報ゼロの僕からすれば本当にありがたいものも多数、いやありがたいものだらけでした。
タダ(無料)を拾う、一見めんどくさそうですが、やってみると宝の山で楽しかったです。
2年間合格道場には本当にお世話になりました。
長々と取り留めない文章になってしまいましたが、ほんの少しでもどこかの部分が誰かのお役に立てば幸いです。
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