- 道場生受験体験記
- 平成23年度
- 夕顔さん
平成23年度
夕顔さん
1~2回目
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法律系の学歴の有無等
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有り/法学部
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行政書士試験の受験回数
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1回目
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他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
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無し
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学習期間 / 学習時間
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5ヶ月/
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試験の結果
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合格
合計
210
点
(五肢択一/116点、多肢選択/20点、記述/42点、一般知識/32点)
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記述式の内容
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問44:
即時強制と呼ばれ、相手方の義務を前提とせず、直ちに身体、財産等に対して強制措置ができる。
問45:
CがAに対して抵当権消滅請求する場合と、Cに対して取得時効が成立し甲土地を原始取得する場合。
問46:
正当事由があったとして越権代理を根拠に代金請求と、契約解除による損害賠償請求をする。
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使用教材について
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【主要教材】
過去問 「行政書士過去問セレクト2011年版」法学書院
<勉強開始時期が遅かったため、重要過去問337問を収録している本書ばかりやっていました。間違えた問題は何度もやりました。メモを見るかぎり5回はやっています。逆に本書に載っていない分野から出題されたら現場で考えて、場合によっては捨て問にするつもりでした。その意味では、正解すべき問題と捨てるべき問題を見分けるのにとても役に立ったと思います。>
記述式 「40字記述式 過去問+予想問題集」成美堂出版
<今年の記述は、やや面食らった感がありますが、本書は記述に必要な基本的知識習得にはうってつけだと思います。即時強制以外、当たらずしも遠からずという感じで本書に載っております。>
憲法 「憲法」芦部
<過去問を通じて、人権判例・統治条文という傾向があったので、本書を読み進めました。判例引用は簡にして要を得た記述です。ただ、理由付けが気になる部分(特に経済的自由のあたり)が結構ありましたので、後述の「憲法判例」も読み進めました。>
行政法 「行政法」櫻井橋本
<調べ物に使いました。私は行政法に関しては判例というより条文の基礎知識が足りない傾向にあったので、行手・行審法を中心に本書を読みました。>
民法 「SシリーズI、II、III」有斐閣、「民法II」内田
「憲法判例」戸松・初宿
<芦部に引用されている判例の理由付けで不明部分について本書を読みました。引用が長く大変でしたが、いい勉強になったと思います。>
「うかるぞ行政書士 予想問題集」週刊住宅新聞社
<過去問がひと通りマスターできたころ、演習用に買いました。悪くはないですが、過去問の焼き直し程度の問題ばかりでしたので、2回やって放置してしまいました。>
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試験の感想等コメント
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春ごろから体調を崩し、なにもやる気が起きず、始動は6月末ごろだったと思います。
本番まで時間が少なかったので、とりあえず過去問を中心にやろうと思っていました。そんななか、過去問をさらに厳選した過去問セレクトに出会ったのが合格の最大の理由だと思います。新しい問題をたくさん解くと最初にやった部分を忘れがちなので、ここに載ってるのは完璧にしようという方針をとりました。
また、私の性格上、疑問点が沸くと立ち止まってしまうので、資格学校が出しているテキストだと煮え切らない気がして学者の先生が書いている本を中心に勉強しました。また、他資格の勉強をしている知り合いから、資格学校のテキストは嘘とまではいかなくても、不正確な記述が散見されるという話を聞いていたのも学者本を中心にしたもう一つの理由です。この方針が功を奏したと思いたいです。
なお、時間不足の関係で、予備校模試は受験しませんでした。市販の模試を1回解いて本番という状態でした。
本番に特化した対策としては、記述は水ものなので、択一でなるべく得点して逃げ切る方針を取りました。結果、択一168点でしたので、ほぼ作戦通りでした。択一はやや難という評価のようですが、少なくとも私はそう感じませんでした。むしろ「条文判例の基礎知識を中心に聞かれてるなあ」という印象を受けサクサク進みました。時間にして1時間半ぐらいで択一を終えた記憶があります。
そんな中、面食らった記述では、あれこれいらないことを考えてしまった感があります。書いては消して、書いては消してを繰り返し、40分ぐらいかけて書き上げました。
残り時間は記入ミスの確認と、記述の考え直しに使いました(この時点で泥沼でした)。
以上、思うままに書いてみました。参考になれば幸いです。
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