法律系の学歴の有無等
有り/経済学部卒業
行政書士試験の受験回数
2回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
10ヶ月/700時間以上~800時間未満
試験の結果
合格
合計 192 (五肢択一/88点、多肢選択/14点、記述/50点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
即時強制と呼ばれ、義務の不履行に関係なく即時に有形力を行使し、義務の完成を作り出すこと。
問45:
AからCに対して抵当権の消滅を求める代価弁済、CからAに対して求める抵当権消滅請求がある。
問46:
Aの表見代理行為に基づく支払請求、および損害賠償請求を行うことができる。
使用教材について
【主要教材】
合格道場
某通信講座
うかる!行政書士総合テキスト
行政書士過去問セレクト
ユーキャンの行政書士一問一答編、過去&予想問題集
うかるぞ行政書士予想問題集
一問一答で必ず合格!行政書士問題集
らくらく行政書士速攻!40字記述、予想問題集+模試
行政書士40字記述式過去問+予想問題集
一発合格行政書士合格トレーニング

【補助教材】
らくらく行政書士講義そのまんま
元試験委員が監修ドンドン解ける!行政書士合格テキスト
行政書士新六法
弱点克服!行政書士試験キリトリ式カード
まるかじり宅建最短合格トレーニング
丸覚え行政書士40字記述・多肢選択重要ワード
日経キーワード重要500
6日で攻略!行政書士出題予想ポイント60
一週間で仕上げる行政書士合格るチェックシート

【模擬試験】
合格道場模試Vol.3(186点)
伊藤塾中間試験(100点、最終試験は病欠)
某所模試(186点)
※以下、平均点数の推移は180~240点
元試験委員が監修!行政書士法改正と完全予想模試
うかるぞ行政書士直前模試
二大特典付き!行政書士直前予想模試
今年こそ行政書士!直前予想模試
出る順行政書士直前予想模試
ラストスパート行政書士直前予想問題集
うかる!行政書士直前模試

使用教材がかなり多いですが、理由は後述します。
基本的に基礎勉強のメインは通信講座、問題のメインは合格道場を活用して、足りない部分の知識を他の教材で補っていた感じです。
ただ、やはり一番使い勝手が良かったのは合格道場の各問題で、何回も同じ問題を間違えながらも着実に理解を深めていくことが出来ました。
試験の感想等コメント
前回は初学者で宅建とダブル受験、ダブル失敗をしてしまいましたので、今回は目標を行政書士一本に絞って勉強しました。
(前回の本試験は158点でしたが、法令択一がかなり悲惨でした)

前回の試験を受けた個人的な印象は「テキストに載っているような型通りの問題はほとんど出ない」でしたので、今回は通信講座で基礎を一から学びつつ、様々な問題を解くことで応用力を養うという目標で勉強をしてきました。
(使用教材が非常に多いのはそのあたりに起因します。監修している方々や出版社によって重要ポイントや説明が異なりますので、思考の柔軟性が極端に欠ける私は一つのテキストを読み込むよりもより多くのテキストに手を広げた方が理解力を上げられました)

勉強の方はある程度順調に進めることが出来たのですが、私には厄介な持病があって去年はほぼ毎月のように病気で苦しんでいましたので、そのたびにペースを狂わされたのがやはり本試験でも影響したように思います。
(試験当日も無理やり病気を治した副作用で吐き気と腹痛が止まらず、事前に用意したチョコレートやおにぎりも全く受け付けることが出来ませんでした)

今回の試験は前回に比べると易しい印象を受けましたが、逆に今まで様々な問題を解いてきたことでひっかけを疑ってしまい、本来出来るはずの何問か落としてしまいました。
(模試や問題集の中には素直に解けるものと、逆にひっかけばかりを出してくるものがありますので、直前にどういった問題を解いてきたかというのも本試験には影響が出るかもしれません)

また、体調不良であまり頭が働かなかったせいか、文章の斜め読みで落とした問題もありましたので、試験終了後は「取れる試験を落とした」という後悔の念でしばらくかなり落ち込みました。
(試験後2週間は毎日試験の夢にうなされました。私は気持ちの切り替えがそれほど得意な方ではないので、今思えば自己採点をしない方が気持ち的には楽に過ごせたのではないかと思います)

今回、運良く合格することが出来ましたが、私も他の合格された皆様と同様に記述式の甘い採点に救われたという印象です。
(特に法令択一が自己採点よりも2問分低かったので、もし記述式も予想採点通りであれば不合格でした)

私の勉強法は、客観的にはかなり効率の悪い方法です。

様々なテキストや問題集を使い、ノートや下線といったものを一切使わず、勉強のペースも病気の影響もあって日によってまちまちでしたので、ある意味では反面教師の典型例かもしれません。

実際にそのことでかなり悩みましたし、今でも反省点は多々あるのですが、少なくとも私にとってはベターな勉強方法だったと思います。

様々なテキストや問題集を読み漁ったのは私自身の応用力や柔軟性が著しく欠けていたからで、一つのテキストや問題集を徹底的に読んでもそれ以外の問題が出題された時にはまるで手が出ませんでしたし、ノートや下線も遅筆の上に悪筆の私が無理にノートや下線を活用しようとするとそれだけで勉強時間が削られていく上、また見返したいとはとても思えないレベルのノートしか出来上がらないからでした。

私がここで言いたいことは、「勉強方法は人それぞれ」ということです。

全体的な傾向として「良い勉強法」「悪い勉強法」というのはあるかと思いますが、どの勉強方法が自分にフィットしているかというのは本人しか分からないですから、一日集中型の勉強法でも長期継続型の勉強法でも、自分に合った勉強法を見つけるというのが長丁場の試験勉強には重要なことかもしれません。

試験における最終的な目標は合格ただ一つですから、自分の能力や弱点、勉強をする環境等を見極めつつ、自分に合った合格へのルートを着実に進めばいつか必ず目標は達成できると思います。
先ほども書いたように、私の勉強方法は決して褒められたものではないのですが、反面教師的な意味も含めまして一つの参考にしていただけましたら幸いです。

最後に、こちらのサイトや管理人様には本当にお世話になりました。 こちらのサイトがなければ私の合格はなかったと思いますので、今後も機会がありましたら宜しくお願い致します。