法律系の学歴の有無等
有り/法学部卒業
行政書士試験の受験回数
1回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
6ヶ月/900時間以上~1000時間未満
試験の結果
合格
合計 228 (五肢択一/108点、多肢選択/24点、記述/56点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
即時強制とよばれ、義務の履行を前提とせず、国民の権利、身体に強制を課すこと
問45:
第三取得者が対価弁済する場合と抵当権者等の承諾を得て、消滅の請求をする場合
問46:
表見代理に基づき、代金支払い債務の履行請求、使用者責任債務の履行を請求すべき
使用教材について
【主要教材】道場掲示板、判例六法、某スクールテキスト、年度別過去問集
六法に書き込み、重要判例にはマークと補足、情報の集約化を意識しました。

巷間、スクールテキストの内容云々ありますが、模試や掲示板での、引用元書籍等で、補充するやり方で対応してきました。記述不足で理解出来ないところ等行間を埋める作業も、学習方法のひとつだったと思います。最低限理解しなければならない範囲を明確にするためにも、ある程度の分量はあった方が安心するというのが実感です。
試験の感想等コメント
掲示板には大変お世話になりました。


試験を振り返って思うことは、本試験での緊張感でしょうか。準備をすればするほどプレッシャーを感じてしまうことと、答案を早出しするロー関係者らしき受験生の存在が輪をかけて、焦燥感を生みます。

アンケートの中のロー関係者のコメントを拝見するとやはり準備期間も少なく、そして高得点を必ずしも狙っていない様子が伺えます。建前的には、絶対評価の試験を維持している以上、合格率の調整は問題作成や記述式で対応せざるえないのはご承知のとおりです。出題者側にたつと結構やっかいな試験なんだと思います。そして、受験生に法科大学院関係者が入ってくれば、(出題内容や合格基準を)それなりの水準にもっていくようにするのだと思います。
  今年の行政法では、行訴法関連がはばひろく聞かれていました。より深く理解するには、民訴の知識もあったほうがいいかもしれません。そして、記述問題でも法律要件分類説的な整理の仕方が問われても不思議ではありません。
試験の”敵”を知る意味でも、昨今のロースクール事情を知ることもひとつの戦略かもしれません。

 最後になりますが、本サイトの運営を長期にわたって接し、見事なハンドリングだなと思うと同時に、独立指向の高い本資格の性格上、貴サイトの事業拡大の歩みがとりもなおさず、閲覧者を鼓舞していることを書き添えて、謝意とさせていただきます。