法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
2回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
宅地建物取引主任者,マンション管理士,管理業務主任者
学習期間 / 学習時間
10ヶ月/600時間以上~700時間未満
試験の結果
合格
合計 182 (五肢択一/88点、多肢選択/22点、記述/40点、一般知識/32点)
記述式の内容
問44:
即時強制と呼ばれ法律に定めがある場合に私人に事前に義務を課さず身体、財産に直接強制を行う事
問45:
CがAに対し抵当権消滅請求を行いAに対し相当の償金を支払うことにより消滅できる。
問46:
表見代理の成立により50万円の請求または無権代理行為の責任追及として契約の取消しを請求する。
使用教材について
【主要教材】
○行政書士合格基本書(LEC)
 まとまりが良く知識を整理するのには便利
(ただし、誤字、脱字が多く、内容も薄いので、司法試験用の択一六法の方が良いと思う。(来年度受験用に購入しました。)
○合格道場(過去問、練習問題)
解説が本当に市販の問題集と比べ格段に深く丁寧で分かりやすかったので規定回数反復しました。殆どの時間をこれに費やしたといっても過言ではありません。

【補助教材】
○公務員試験用 民法、憲法(郷原氏)(TAC)
 分かりにくい盲点について、理解をしやすくなおかつ深く記述しているので良かった。ただし、試験範囲を全部網羅していないので完全対応はできなかったです。
○行政書士講義生中継(行政法、商法・会社法)(TAC)
 結果としてこれらは、ほとんど役に立たなかったです。行政法は条文中心なので理解を助ける記述は少なく、商法・会社法は問題レベルの方がはるかに高かったです。
○行政書士記述式問題集(Wセミナー)
 合格道場の記述式対策と併用した。合格道場にない項目も多く含まれ、択一式の得点力アップも兼ねて反復しました。かなり有用であったと思います。
試験の感想等コメント
マンション管理士試験、管理業務主任者試験および宅地建物取引主任者試験については、工学部出身の私でも過去問の反復で対応可能でしたが、8士業の一つである行政書士試験はそんなにあまくはなかったです。法学の基礎からある程度深い個別の理解が必要でしたのでこて先の対策ではだめな試験だと思います。ただ、法学知識が少ない独学者でも特殊な対策は必要なく基礎をおろそかにしない学習を積み重ねることで合格できる試験であったような気がします。
知識を定着させるのに必須である問題演習については、合格道場を超えるものはないと思います。
行政書士試験で身についた法律的思考力を忘れないようまたこれから学習に励んでいきたいと思います。
本当に大変お世話になりありがとうございました。