- 道場生受験体験記
- 平成24年度
- ふわりさん
平成24年度
ふわりさん
3回目以上
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法律系の学歴の有無等
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無し
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行政書士試験の受験回数
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6回目以上
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他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
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司法書士試験不合格,法学検定4級
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学習期間 / 学習時間
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12ヶ月/900時間以上~1000時間未満
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試験の結果
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合格
合計
198
点
(五肢択一/96点、多肢選択/18点、記述/52点、一般知識/32点)
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記述式の内容
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問44:
B市を被告として、買収価格の増額の訴えを提起すべき。形式的当事者訴訟という。
問45:
Bが弁済をするのに十分な資力があり、かつ、執行が容易であることを証明する。
問46:
遺留分があり、遺留分減殺請求権を行使することにより、相続財産の2分の1を相続できる
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使用教材について
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《直前3ヶ月くらいから》
教材の良し悪しは当然ありますが、要は使い方です。重要と考えている順です。
(1)道場練習問題
8月から始め、1, 5, 9, …と4題ごとに解きました。
苦手な行政法は3題ごとに、文章理解は飛ばしましたが、1通り終わってから、さらに、地方自治法と債権を解く。
こんな感じで3周です。
行政法、地方自治法、債権が強化する必要性を感じている科目です。
同じ作業を続けていると集中力が落ちてくるので、30分から1時間程度で終わりにしました。
数ヶ月ぶりに解いてみて、易しいですね。5つの選択肢、○×を迷わず付けれれる問題がかなりありました。
解説がいいと機会があると言っている理由の1つは、「なお、」に続く関連している事項の解説があることです。 似ていること、混同しそうなこと、をまとめて覚えられます。
(2)出る順行政書士直前予想模試(LEC)
学習が1つの科目に偏らないためには、模試はいいですね。
模試も過去問と同様、捨て問があるはずなので、基本の6割を確実に理解すべきです。
もうちょっとで正解できそうな問題を理解して6割に達したところで終わりにします。
直前に解いて点数が悪くてもがっかりすることはなく、実際の試験で頑張ればいいです。参考に私の点数を載せておきます。(記述抜きです。)
7月19日法令110点、一般知識等32点
8月5日法令122点、一般知識等16点(足切り)
10月28日法令106点、一般知識等28点
(3)道場オリジナル模試(Vol.4)
Vol.3までは昨年やっているので、今年はVol.4だけ解いてみました。
実際の試験とパソコン画面とは違うので、紙に(A4に2ページ分を)プリントしてから解きました。
11月4日法令102点、一般知識等20点
(4)行政書士白熱講義(水崎先生2011年版)
昨年に引き続き、ただ聞いているだけです。
独学で講義を聴くことがなかったので、音声の講座はいいですね。1.5倍速で聞きました。
六法に赤線青線を引く、書き込みをするのは良い方法と思います。
(5)過去問
直前1ヶ月は、文章理解、記述を中心に復習しました。
たとえば、文章理解の問題文で「文章の趣旨」なら、具体的に問題文のどの部分が選択肢のどの部分に対応しているのかを考えて、どの程度の言い換えがあるのかを確認しました。
並べ替えなら、接続詞、指示語の確認です。
文章理解の過去問は、きっちりと復習すべきです。憲法、多肢のためにもなります。
《4ヶ月前まで》
昨年の受験までに出来なかったことをしていました。
道場の過去問を解いたり、昔受けた模試の解説をまとめたり、もう細かいことは忘れています。
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試験の感想等コメント
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(1)試験中
試験の時間経過(カッコ内は終了時刻)
基礎法学、憲法(6まで13:13)、多肢、記述(13:40)、文章理解(14:00)、その他の一般知識等(14:15)、憲法の7、行政法(15:01)、民法(15:25)、商法(15:37)
そして、難しくて後回しにした、多肢の最後の43(15:45)
文章理解で使う予定だった蛍光ペンは43で使いました。43が正解できたのは蛍光ペンの威力です。
残った時間で見直し、誤字の修正(遣→遺)は良かったんですが、51を1から5へ(いすずのバスは運転しやすいし、タクシーにも使われているという思いが判断を狂わせてしまいました。)
全体の6割で合格できる試験なので、多少のミスは許されるんですね。
問題を解く順番は、ほぼ予定通りです。
憲法の問題が難しくてやる気がなくなってきたから、先に多肢へ。
文章理解は30分かけるつもりでしたが、20分で終了(58は易しい)。
(この時点では、一般知識等での足切りが怖かった。)
(2)解答速報で
正答数は、基礎法学1/2、憲法5/5、行政法16以外で10/18、民法6/9、商法会社法1/5、多肢9/12、文章理解以外の一般知識等6/11、文章理解2/3
16は4をマークしましたが、行政法は悪いですね。あと商法会社法も課題が残ります。
(行政法が苦手な人は、行政書士を目指しちゃいけないよ。)
行政法は特に力を入れて学習しましたが、出来るようにならなかったということです。
(合格できましたが、不合格なら次回に向けての課題です。)
憲法は難しく感じましたが、まぐれ当たりの全問正解。
(昨年は司法書士の試験も憲法は全問正解。まぐれが続きました。)
択一の結果38点必要、16が没問になったのであと34点と、今回も記述頼みになりました。
特に商法会社法ですが、肢の2つまで絞り正解できないとき、「もっとそこを勉強しなければいけない。」と当然思います。
が、逆にまぐれ当たり、曖昧な問題もあるはずで、そちらを確実にしなければいけないと気付かせてくれたのは水崎先生です。
(3)記述式
問題文を読み終わると解答が思い浮かび、字数確認のため問題用紙の(下書用)に書きました。
44、45はそのまま、46は下書きに「相続財産の」を追加しただけです。
46は漢数字で書こうかちょっと迷いました。
だから、試験中は完璧(60点)と思いました。そして、漢字ひらがな、句読点を含め正確に再現しています。
「買収価格」で4点、「限度で、失効させる」ではなく「相続できる」で4点の減点でしょうか。やや甘採点です。
LECさんの成績診断では(18+20+16=)54点で7位/893人中、TACさんは(20+16+14=)50点で26位/677人中です。
そんなに(点数が)良いの?ちょっと採点基準が甘いのでは?と思いました。他の受験者は書けていないですね。
成績診断に参加する受験者の中でも高得点だと逆に不安でした。
行政書士試験研究センターの解答例を見て思いましたが、問題文はよーく読まないといけないです。
たとえば、問題文が「何と呼ぶか。」なので、解答の文末は「と呼ぶ。」とすべきです。
ここでの減点はないでしょうが、論点をはずさないことにつながります。
(4)今年の新客
雇い止め、収入減とちょっとつらい年でしたが、学習時間が増えたのは合格にプラスに働いたのでしょうね。
他の方は絶対無いと思われる目標「毎日ドアを開けて外を歩く。」は達成しました。
健康対策でもあり、脳の活動にもプラスなので、積極的に歩きました。
暗記カードを作ったことも水崎先生の影響です。
行政行為の分類、効力のように暗記すべき項目は寝る直前に見るようにしました。
(これは達成率4割くらいかな。)
試験数週間前から集中力に欠け、自宅で解いた模試も3時間集中できず、2回に分けて実施しました。
これではいけないと思いつつも仕方がないです。普段からあまり集中力のない、時間の使い方が悪い。
(5)道場にかかわって
職場でも受験のことはナイショで、周りの人間に法律家がいないという環境で、掲示板を通じて交流できたこと嬉しく感じています。
webmasterさん(はじめいろいろな方々に)助けていただきました。長い間ありがとうございました。(これからも、、、)
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