法律系の学歴の有無等
無し
行政書士試験の受験回数
1回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
無し
学習期間 / 学習時間
6ヶ月/400時間以上~500時間未満
試験の結果
合格
合計 192 (五肢択一/104点、多肢選択/16点、記述/32点、一般知識/40点)
記述式の内容
問44:
A県を被告として、損失補償額の増額を求める訴訟を提起すべきであり、形式的当事者訴訟と呼ぶ。
問45:
主債務者であるBについて、当該債務の弁済にあたり十分な財産を所有していること。
問46:
遺留分滅殺請求によって、自身の法定相続分の二分の一である遺留分について遺言を失効できる
使用教材について
【主要教材】
・基本書
「オートマチックシステム 民法」
→読み物としてとても面白いのですが、特徴的な構成のため暗記しづらいと感じ、試験直前に「よくわかる民法」に変えました。

「よくわかる民法」(10月中旬から)
→直前期に出題箇所をマークして、マークしたところとその周辺を読むことで整理することができました。

「よくわかる行政法」
→読みやすいです。適度な余白があるので、たくさん書き込みました。

「郷原豊茂の憲法まるごと講義生中継」
→公務員用テキストですが、オススメです。掲載判例が足りりず補う必要がありますが、判例に対する基本的な考え方などの解説がとてもわかりやすいです。

ちなみに、会社法に関してはなにもしてません・・・。

・六法
「マスター六法&判例」
→横書きで、かつ余白があるのでとても読みやすいです。

・問題集
「過去問セレクト」
→重要な問題が厳選され収録されています。

「過去問マスターDX(1)基礎法学・憲法・行政法」(10月中旬から)
→憲法・行政法だけは、事例問題ではなく論点をダイレクトに問う問題の特性上、「出題が繰り返される論点」を知りたかったので「セレクト」だけでは足りないと感じ、直前期に使用しました。

「過去問新クイックマスター(公務員試験過去問)」
→特に行政法の判例学習に役立ちました。

【補助教材】
「合格道場」
→解説がとても詳しくわかりやすいです。過去問集やテキストがわからないときに参照していました。画面を長時間見るのが苦手だったので会員にはならなかったのです(すみません!)が、会員でないことが申し訳ないくらい、道場には助けていただきました。

「行政法(サクハシ)」
「デル判」
「40字記述式問題集 記述のバイブル」
「センター試験 政治・経済の点数が面白いほどとれる本」
「伊藤塾公開模試」
「LEC直前予想模試」
「市販模試(LEC、TAC、東京法経学院)」
試験の感想等コメント
「8月の公開模試で合格点を獲る」という目標を立てて「問題を解きまくる」方法で取り組んだのですが、その8月の模試の択一が70点で、とてもショックだったのを覚えています。

しかし、そのことで火がつきました。
進捗具合や勉強法の方向性を確かめるためにも、試験前のある段階での目標を立てることはオススメです。

自分の場合は、8月の公開模試での反省を踏まえ、「なぜ問題が解けないのか」を考え、対策を立てました。

民法は、事例問題などが多く、同じ論点でも角度を変えて出題されるので、「問題を解くための公式」を固めることが重要だと考え、「問題を解きまくる」ことは止めて、苦手な論点をノートにまとめるなどしました。自分が読めれば良いので、綺麗にまとめる必要はなく、なぐり書きです。

行政法は、条文や判例をダイレクトに聞いてくる問題が多いと感じたため、問題と答えをそのまま覚えることが効率的だと考え、民法とは異なり、ひきつづき問題演習をメインに据えました。直前期には、条文の素読もしました。

自分の場合は、このように勉強方法を改めたことが功を奏しました。

それと、本試験での択一の最終的な点数が自己採点より8点も低く、びっくりしました。おそらくマークミスだとは思うのですが、致命傷にならずに済み、一安心です。
試験本番ではしっかりと見直したつもりだったんですがこんなこともありますので、自分が思っている以上に丁寧に見直すことをオススメします。

自分にとっての道場は、読めば疑問点が氷解する辞書のような存在でした。過去問集やテキストがわからないとき、とても頼りになりました。

おかげさまで、初めての受験で合格することができました。

ありがとうございました!!