- 道場生受験体験記
- 平成28年度
- いとう さん
平成28年度
いとう さん
1~2回目
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法律系の学歴の有無等
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無し
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行政書士試験の受験回数
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2回目
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他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
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無し
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学習期間 / 学習時間
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約10ヶ月
/ 約500時間以上~600時間未満
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試験の結果
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合格
合計
220
点
(
五肢択一 / 108 点,
多肢選択 / 20 点,
記述 / 56 点,
一般知識 / 36 点
)
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記述式の内容
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問44:
地方自治法に定められ、地方公共団体の長により行政処分として科され、行政上の秩序罰と呼ぶ。
問45:
Cの抵当権が実行され、甲地の所有権を失ったときに、契約の解除と損害賠償請求を主張できる。
問46:
夫婦の共有財産を分配し、離婚後の生活を保障し、無資力の者が払うべき慰謝料を相殺する。
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使用教材について
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【主要教材】
合格道場の過去問および練習問題
櫻井・橋本 行政法
行政書士受験六法
西村和彦 重要判例集
この3冊は頻繁に使いました。
【補助教材】
TAC出版 テキストと問題集
こちらはほとんど使わず、理解が不十分な論点を復習するときだけ使いました。
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試験の感想等コメント
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育児休業中で比較的自由に時間が使えた昨年度(初受験)は158点で不合格。
2年目の今年度は、とにかく行政法と民法を基礎から丁寧に学習することを心がけました。
時短勤務とはいえ職場復帰しており、通勤時間と土日しか勉強する時間がなかったので、商法・会社法は潔くあきらめました。
過去問を解き、わからなければすぐに解説を読む。
知らない判例が出てきたら調べる。
ノートまとめは時間の無駄と言いますが、理解のために役立つならと、3冊分くらい過去問の解説と重要判例をまとめたものを作りました。
記述式もノートに書くことで、いつでも見直せるという安心感が生まれました(ほとんど見直しませんでしたが)。
直前期には、憲法の統治分野の条文を暗記。
民法の重要条文も暗記。行政三法の重要条文も暗記。
黙読だけでは頭に入ってこないので、スマホに録音して通勤中に聴きました。
どの判例や条文が重要かは、予備校講師の先生方がブログに載せています。
LECのY溝先生、辰巳のY田先生のブログはずっと読んでいました。
知識が増えるにしたがって、解ける問題も増えてくるはず…でしたが、私の場合、得点力がついたのは本当に超直前期の3週間ほどだったのではと思います。
最終模試でさえ合格点に届かず、ひどいときは140点前後。
合格道場の総合テストでも半分取るのがやっと。ウェブ模試は怖くて受けられませんでした。
そんな中でもじわじわと得点力がアップしてきた気がしたので、当たれば大きい記述式を中心にラストスパートをかけました。
瑕疵担保責任と抵当権が出るような予感がしたので(あとは請負なども)、民法は苦手でしたが、ここさえ理解すれば合格だと自分に言い聞かせながら記述対策をしました。
本番では真っ先に記述の問題を確認したあと、択一で必ず取れる問題を落とさないように注意しながら解いていきました。
記述式に入ってからは、非訟事件手続法とか行政刑罰とか紛らわしいワードが頭をよぎりながらも、完答を目指して慎重に書いていきました。
私の場合、運良く記述で点を稼いで220点での合格でしたが、知識はまだまだ足りていないと思います。
特に民法は時間がかかるしなかなか得点に結びつかないと感じたので、これから学習を始める方には民法に時間をかけることをおすすめします。
- 合格道場についてコメント
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合格道場には受験2年目に出会い、5月頃問題集コースに登録しました。
過去問だけでは合格できないという意見も耳にしますが、合格道場の過去問と解説をしっかり頭に入れれば合格できると感じました。
特に解説がとてもわかりやすく、何を聞かれているのか、どう考えて答えればいいのか、つまり考え方の道筋がはっきりと示されています。
電車の中ではスマホで1問ずつ解き、解説をできる限りじっくり読みました。
少し知識がたまってからは、ミニテストで分野ごとの定着度を確認しました。
記述式は練習問題に数多く当たることで、確実に実力と自信がアップしました。
練習問題はかなりボリュームがあるので、実際全部は解いていないと思うのですが、それでも力はついたと感じています。
最後に、サイト運営の皆様、合格道場卒業生の皆様、道場生の皆様(掲示板での書き込みを読んで、苦しいのは私だけじゃないと思うことができ、気持ちが楽になりました)、ありがとうございました。
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