合格道場の使用状況
プライム問題集コース
法律系の学歴等
法学部 卒業
行政書士試験の受験回数
1回目
他の法律系試験の受験経験等
(司法試験・司法書士試験以外は保有資格)
社労士,FP技能士2級
学習期間 / 学習時間
約12ヶ月 / 約1000時間以上~1100時間未満
試験の結果
合格
合計 210 ( 五肢択一 / 120 点, 多肢選択 / 18 点, 記述 / 24 点, 一般知識 / 48 点 )
使用教材について
【主要教材】
1)LECの『出る順 行政書士 合格基本書2017』:古本で入手し、最初にこれを1か月かけて通読してから行政書士に挑戦することを決意しました。

2)合格道場の『必勝テキスト1,2』:練習問題や過去問の解説を読んでも分かりにくいところを確認するための参考書として利用しました。分かりやすいのですが、索引がないため正直使いづらいと思いました。それと、もうちょっと情報量が詰め込まれた簡潔な記述を繰り返し味読するのが、個人的には好みです。

3)合格道場:練習問題と過去問7年分を数回ずつ回転。練習問題は★3つまでの問題を重点的に繰り返しました。ただし練習問題の商法と一般知識はほとんど取り組めませんでした。過去問に関しては、模試のように全問まとめて紙に印刷できるようなデータ形式も用意してあると、なお良いと思いました。

【補助教材】
1)資格予備校が実施する模試 計5回(LEC,TAC):本番の形式、時間配分、空気に慣れるためです。独学自習でも本番のような時間厳守で緊張感を持って過去問や模試問題に取り組める人ならば、何回も外部模試を受ける必要はないと思いますが、私は独学ではすぐダレてしまうため、積極的に利用しました。そして模試受験後も繰り返し復習しました。そのせいで時間をとられ、合格道場の練習問題をやり込む時間が足りなくなったのですが、本番に近い緊張感の下では難しいと感じた問題が、復習を繰り返すうちに難なく解けるようになった時は実力アップの実感があり、受けた甲斐が十分ありました。

2)旺文社『センター試験 政治・経済 集中講義』、日本経済新聞社『日経TEST 公式テキスト&問題集2018-19年版』:一般知識対策としてというより、普通の読書の感覚で主に電車の中で通読しました。両書ともよくまとまって読みやすい参考書です。今年度の試験でこれらが役に立ったかと言えば、正直役に立っていません。でもこれらの本を読むことで、学生時代に怠けたまま欠落していた常識がある程度補完された気がしますので、そういう意味では有用でした。
受験の体験等コメント
・本番に備えて外部模試を5回も受けて雰囲気に慣れておいた上、試験会場までの道のりや所要時間も事前に確認しておいたので、アガるようなことはありませんでした。早めに会場に到着してトイレも済ませてから着席し、スマホで合格道場を開き、過去問でよく間違えたものを最終確認しながら試験開始を待ちました(スマホの電源は開始前に必ず切っておきましょう)。

・私もそうなのですが、トイレの近い人は、直前に水分をがぶがぶ取らないよう注意してください。口が乾いたら軽く湿らす程度にします。水分摂取は朝のうちにしておくことです。

・試験中は、マークシートの記入ミスがないよう、5問解く毎に記入ズレ等がないか必ず確認しつつ進めました。マークの確認をおろそかにすると、試験が終わってから「もしかしてマークミスしたんじゃないか」と長い間苦しむことになりかねません。記述式も、時間の経過が気になって焦る心をなだめつつ、下書きが完成してから丁寧な字で答案を書くよう心がけました。字の上手下手は問題ではなく、丁寧に書かれている事が大切だと勝手に思っています(採点者も人間なので)。

・これは私だけかも知れませんが、たとえば「正しい」肢がどれかを問う問題で、悩んでいるうちに正誤が混乱し、血迷って「誤まっている」肢を答えてしまう、という取り返しのつかない凡ミスを模試で何回かやった経験があります。そのため、問題番号の脇に「正」(=この問題は正しい肢を選ぶ)、「ゴ」(=ここは誤っている肢を選ぶ)と目立つように大きく印をつけてから解き始めることを徹底しました。これで凡ミスの恐怖が減り、安心して解き進めることができたように思います。
合格道場についてコメント
合格道場の最大のメリットは、「スマホさえあれば、どこでもガンガン勉強できる」ことに尽きます。ちょっとした空き時間で学習でき、時間の無駄がありません。もちろん紙の教材にも独自の良さがあります(たとえば参考書をパッと開いた時に視界に入る情報量の多さ、書き込みのしやすさ、等)。が、紙媒体に足りないものを合格道場がすべて補ってくれた感じで、合格道場抜きでの合格は、少なくとも自分の場合は考えられなかったな、というレベルでした。本当に感謝しきれないほどお世話になりました。どうもありがとう!