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  1. 道場生受験体験記
  2. 合格者インタビュー
  3. 令和4年(2022年)度 合格者
  4. 湊 基さん

湊 基さん(2022年合格)

湊さんの受験体験記

行政書士を目指した理由は?

現在私は51歳になりますが、最初に目指そうと考えたのは20代半ばの頃でした。
その当時は仕事を転々として次はどうしようかと考えていましたが、会社員になって働くにしても会社という新たなコミュニティに入るのも億劫でしたし、自分で開業ができる様な特別なスキルも持ち合わせていませんでしたので、何らかの資格をと思い書店で資格の本を見て行政書士を知ったのが初めてだったと記憶しています。

その本では行政書士という資格は法律家でありサムライ業であるなどと書いてあったので、単純に恰好いいと思いました。また受験資格も問われず最終学歴が高卒の私にとっては受けやすいこともあり、これを取得すれば就職せずとも独立開業ができるのではと思い熱く夢が膨らみ、その場で5,000円程度の参考書を買って帰りました。しかしこの時は従来の熱が冷めやすい癖が出て、愚かな私は買った本を数ページ程読んで資格取得は諦めました。

それから四半世紀が経過し、行政書士とは全く関連性の無い肉体労働を主とする個人事業主となっていたところ、突発性難聴にかかり片耳があまり聞こえなくなってしまい、肉体的な仕事も年齢を重なるにつれ、この先も今まで通りやっていくことできるのかが不安になっていました。
なお、この突発性難聴については検索したら色々出てきますが、著名な方も数多く患っていることを知り「あの人と同じ病気かぁ、一緒な病気にかかるとは光栄なことだなぁ」と精神的にはそんな落ち込むことは無かったです。それでもやはり将来的な経済面での不安を感じたことは確かです。

そんな折、知人から行政書士試験を受験する旨を聞かされ、その際にその知人から一緒に勉強してみないかとの申し出があったため、昔の若かりし頃の行政書士を取りたいと考えた記憶が蘇ったことと、この資格でのダブルワークにより将来的な経済面での安定に繋がるのでは、と考えたのが行政書士を目指した理由となります。

合格した瞬間どのように感じましたか?

実は、結果を見た瞬間をあらかじめ妄想していまして、本来の妄想上では試験センターの合格結果を見てガッツポーズをして雄叫びをあげる予定でした。

何故なら私の場合、試験後に予備校等の解答速報で照らし合したところ、記述抜きで154点しかありませんでしたので、その合否が試験発表日にしか判らない状況にあったためです。またこの154点という数字は、前年に受けた記述抜きの結果と全く同じ点数であったことに加え、今回は記述の解答の漢字の誤りもあり、試験後から発表までの約2か月半はモヤモヤした気持ちに支配され、合格した姿を妄想するしか自身の心を救う手立てがなかったからです。

さて、いよいよ待ちに待った令和5年1月25日の試験結果では、自分の試験センターの結果で自分の番号を見つけた瞬間はあまりの嬉しさで机を叩いてしまい、机に乗せたコップが倒れ机もズボンも下着も床もびちゃびちゃの水浸しになってしまいましたが、全く気にならない程の高揚感で包まれたのを思い出します。多分この記憶は、生涯忘れることはないでしょう。

数ある講座の中で、合格道場を選んだ決め手は何ですか?

私は令和3年と4年の2回受験をしており、令和3年度の時は5月頃から某通信教育教材と肢別問題集とYouTubeの講義動画をメインに勉強しておりましたが、過去問を勉強できるものはないかと色々検索している際に10年分の問題が載った合格道場のページにたどり着いたことが始まりでした。

そのときは無料の範囲で10年分の過去問が試せることを知り、ブックマークして出先や隙間時間に数問過去問を解くといった程度の利用で、同年の試験は166点という結果に終わりました。

燃え尽き症候群とでも言いましょうか、その後暫く学習の意欲は失って5月半ば迄は全く何もしなかったのですが、令和4年にリベンジを奮起し、更なる勉強の必要性を感じ合格道場の有料機能も試してみたいと考えました。

合格道場はウェブサイトのため、スマホがあれば場所は問わないこと、問題数が多いこと、過去問の解説が理解し易かったこと、間違った問題だけや気になる問題だけを抽出することができたこと。これらに関しては紙媒体では絶対に真似のできないウェブならではの素晴らしい特性で、間違った問題を繰り返したい私にはもってこいの機能でした。
更に言えばなんといっても金額的に高価なものでは無いことを総合判断し、プライム会員登録をして暇を見つけては勉強することにしました。

また道連れが欲しかったこともあり、合格道場は他の人にも自信をもって勧めることができましたので、一緒に試験を受けようと誘ってきた知人をプライム会員に入門させることに成功しました(笑)。

令和4年の試験結果は、記述抜きで154点、これは前年と比較した点数自体は同じなのですが、令和4年では一般知識が前年の40点から28点と下がった分、法令等でそのマイナスを補ったためであり学習の成果があったものと考えます。そして記述は前年の12点からの大幅アップの40点と、合計194点で見事合格することができました。

合格道場をどのように利用されましたか?

仕事の合間や外出時の食事中など隙間時間があればスマホで利用していました。スマホでは画面に表示される文字数の関係上、一問一答形式の問題が使いやすくて良かったです。

なお、合格道場の5肢択一については令和3年の時には無かったと思われる機能として、令和4年に問題ごとの横に「〇×△―」の文字列が表記され、仮の解答を一旦記録しておく機能が新設されており、他の肢の問題を解いている時に前の解答は何を選んだか忘れがちの私にとっては非常に助かりました。
流石に合格道場は紙媒体ではないため、スマホに印をつけることはできませんので非常に良いアップデートだったと思います。

また自宅においては表記面の大きいPCモニターを使用し、要点テキストで類似した条文の違いを学習したり、印刷したものをトイレに貼ったり、その他間違えた問題のみ抽出し全問正解になるまで使用しておりました。

合格道場が提供するサービスの中で特に良かったものは何ですか?

総合テストという模試形式の問題が良かったと思います。最初プライム会員になったときは気づいていなかったのですが、9月に入りそろそろ試験形式で試す必要を感じ、予備校の模試か何等かの模試の本を買うべきかと感じていた時にこの総合テストを発見し、これがあれば予備校での模試は必要なく、そのための出費を抑えることもでき、わざわざ何処かへ出向く時間的ロスもないなぁと思ったのを覚えています。

この総合テストについてはしっかりと3時間のカウントもなされ、途中退出も許さず、それでいて中々難易度が高く、記述においては自己のあまーく、やさしーい採点でやっと合格基準に達したかな?と思える非常に良いものでした。多分この問題を記述抜きでクリアできる実力を付けることが出来たならば本試験は余裕だったことでしょう。残念ながら私はそこまでの力はなかったですが、予備校の模試を受けることなく本試験に合格することができたので良しとしておきます(笑)

今後の予定について

開業に関しては全くの未定です。これについては現在の仕事の状況を判断して、といったところです。

難関資格合格といったものは、苦労が実った合格の喜びは比肩すべきものがそうそう見当たりません。

ある意味依存症みたいなもので次も難関資格に挑戦したいと考えており、高卒の私では受験資格が無かった社会保険労務士が、行政書士試験合格により手にすることができましたので、先ずはこちらにチャレンジしたいと考えます。

これから受験される人にアドバイスをお願いします

この私がアドバイスといったらおこがましいですが、私自身の勉強継続の精神保持に役に立った点に主眼をおいて以下に述べます。

①強い意志を持つ

先ずは行政書士試験に合格するという強い意志を持っていました。これについては行政書士の先生と呼ばれたり、ビシッとスーツ姿で決めて仕事している姿などを妄想したりして、まわりの人からの承認される欲を掻き立てるという俗物的な欲望を強い意志に変えていました。

②自己暗示する

勉強しても点数が思うように伸びず悩んでいた時には、30年ほど昔の会社員時代の朝礼で言わされていた何かの成功哲学的なフレーズか自己啓発的な何かの言葉であった「できる、やれる、やるんだ」、「逃げない、投げない、諦めない」の頭に「俺」を加え「俺はできる、俺はやれる」などと唱え、自己暗示をしていました。これは簡単だけれど以外と効果があるせいか約30年近く経っても頭に残っており、これまで何らかの困難があった際は唱えていました。

③勉強しない日を無くす

行政書士試験勉強に関わらない日を無くすよう努めました。これについてはある程度の連続記録を持つと、記録を止めると自己嫌悪感が出てとても嫌な気持ちになるので、日によっては1問だけ解くといった日もありましたが、なんとか毎日勉強をする効果があったと思います。

④ストレスを溜めない

私はよくお酒を飲むのですが勉強以外のストレスを溜めたくないという思いもあり、勉強以外は自分に甘く生活していました。だから禁酒などもってのほかで、今回の本試験の前日にも決めた時間を勉強した後にはたっぷりと飲んでいつも通りの時間に寝ました。お酒は例として挙げましたが余計なストレスになるようなものは取り除くのが最良で、これにより勉強や試験に集中できました。しかしこれは諸刃の剣の面もあるため何事にも程ほどにと付け加えておきます。

⑤知り合いに行政書士になることを言う

知り合いに自信満々に「行政書士になったら法律相談任せてなー」などと調子のいい発言をしていました。これは単純に自分自身が落ちたら恥ずかしいので後に引けなくなるためです。特に取引先に話していたので尚更でした。これも日々の勉強の後押しをしてくれたと思います。

⑥睡眠時間を削らない

1年目の受験勉強は、平日は朝4時に起きて5時までの1時間程度を行い、朝6時には仕事に出発し、更に仕事を終えて18時から20時の2時間程度の勉強で、1日に約3時間を勉強時間としていました。2年目は朝の勉強を無くして17時頃から20時の2~3時間程度のみに切り替え、21時以降は就寝時間にして8時間程度の睡眠時間を確保しました。

2年目については、私にとっての朝の勉強はあまり効率の良いものでは無かったものと判断して止めましたが、人それぞれのライフスタイルで異なりますので自分にあった時間帯で行うことをお勧めします。

他にもあったかもしれませんが思い出したことを書いてみました。

これが参考になるか分りませんが、これから受験される皆さんの一助になれば幸いです。

その他、質問以外でお話いただけることがあれば

最後に、この私の語彙力が少なく稚拙な文章を読んで下さった受験生の皆さん。

合格道場は本当にお勧めできます。

ここで学んで是非、合格を勝ち取って下さい。

心より皆さんの成功を心よりお祈り申し上げます。

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