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  2. 年度別
  3. 平成10年
  4. 問47

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平成10年-問47 基礎法学

法令用語の説明に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. ある事物と性質を異にする他の事物を、一定の法律関係につき、その事物と同一視して、そのある事物について生ずる法律効果をその他の事物に生じさせることを「推定」といい、同一の事物でないということの反証を許さないところに特色がある。
  2. 「遅滞なく」と「直ちに」とは、いずれも時間的遅延を許さない趣旨の用語であるが、「遅滞なく」においては、正当な、又は合理的な理由による遅延は許容されるものと解されているのに対し、「直ちに」においては、一切の遅延が許されないものと解されている。
  3. 行政の相手方に対してなされる「勧告」は、それが尊重されることを前提としており、法律上相手方を拘束する効果を有する。
  4. 「期限」と「期間」とは、共にある時間的な長さをもつ観念であるが、「期限」は、その始期と終期との間の一定の時間的長さであるのに対し、「期間」は、始期以後又は終期以前における不定の時間的広がりをもつ点で差異がある。
  5. 「適用」とは、ある事項に関する法令の規定をそれと本質の異なる事項に対して、当然必要な若干の変更を加えつつ、当てはめることをいう。

当時の答え2

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