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  2. 年度別
  3. 平成8年
  4. 問31

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平成8年-問31 民法

同時履行の抗弁権に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 同時履行の抗弁権は留置権と同様に公平の観念に基づくものであって、何人に対してもこれを持って対抗することができる。
  2. 双務契約の債務の内容が、債務者の責めに帰すべき事由により履行が不能となり、損害賠償債務に転化した場合には、同時履行の抗弁権は消滅する。
  3. 同時履行の抗弁権を行使するには、双方の債務の弁済期が、同じである必要がある。
  4. 借地人が建物の買取請求権を行使した場合には、建物だけでなくその敷地の引渡しについても、同時履行の抗弁権が及ぶ。
  5. 同時履行の抗弁権が付着する債権であっても、これを自働債権として相殺することができる。

当時の答え4

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