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平成元年－問50 基礎法学
次の文の［ア］～［カ］までに入る語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。
法の解釈においては、［ア］の要請と［イ］の要請とを調和させなければならないと言われる。前者は、人、事物、情況等の差異をあまり考慮せず、画一的な解決をせよとの要請であり、後者は、差異に応じたきめの細かい扱いをせよとの要請である。両要請のどちらをより重視すべきかは、法律の領域によっても異なり、［ウ］においては一般的に前者が強調され、［エ］などでは一般的には後者が強調される。また、法の解釈の方法のうち、［オ］は［ア］を維持するのには適するが、往々にして［イ］に欠ける憾みがあるのに対し、［カ］は［イ］を目指す手段とはいえるものであるが、安易に用いると［ア］を失わせる危険がある。
| ア | イ | ウ | エ | オ | カ | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1. | 法的安定性 | 具体的妥当性 | 行政法 | 民法 | 類推解釈 | 反対解釈 |
| 2. | 具体的妥当性 | 法的安定性 | 民法 | 行政法 | 形式的な論理解釈 | 類推解釈 |
| 3. | 具体的妥当性 | 一般的確実性 | 民法 | 行政法 | 目的的な論理解釈 | 形式的な論理解釈 |
| 4. | 法的安定性 | 具体的妥当性 | 行政法 | 民法 | 文理解釈 | 目的的な論理解釈 |
| 5. | 一般的確実性 | 法的安定性 | 行政法 | 民法 | 反対解釈 | 文理解釈 |
当時の答え4
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