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  1. 過去問
  2. 年度別
  3. 平成10年
  4. 問32

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平成10年-問32 民法

相続に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  1. 被相続人の子が相続を放棄した場合において、その者の子は、代襲相続権を有するものではない。
  2. 被相続人は、遺言で、遺産の全部又は一部について、相続開始の時から5年を超えない期間で分割を禁止することができる。
  3. 相続回復請求権を行使することができるのは、遺産の占有を失っている真正相続人、相続分の譲受人であるとするのが判例の立場であるが、この請求権は、相続開始の時から5年で時効によって消滅する。
  4. 不法行為の被害者が慰謝料請求権を放棄したものと解し得る特別の事情がない限り、当該被害者が死亡したときは、当然に慰謝料請求権は相続されるとするのが判例の立場である。
  5. 共同相続の場合における限定承認は、相続を放棄した者を除き、共同相続人全員が共同してこれを行わなければならない。

当時の答え3

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