行政書士試験の合格基準
正式な合格基準は(財)行政書士試験研究センターHPで必ずご確認ください。(例年合格発表の際に公表されます)
試験科目 | 出題形式 | 出題数 | 満点 | |
---|---|---|---|---|
法令等 | 択一式 | 5肢択一式 | 40問 | 160点 |
多肢選択式 | 3問 | 24点 | ||
記述式 | 3問 | 60点 | ||
計 | 46問 | 244点 | ||
一般知識等 | 択一式 | 5肢択一式 | 14問 | 56点 |
合計 | 60問 | 300点 |
- (備考)問題別配点
- ▽択一式
- 5肢択一式 1問につき4点
- 多肢選択式 1問につき8点 空欄(ア~エ) 一つにつき2点
- ▽記述式
- 1問につき20点
次の要件のいずれも満たした者を合格とする。 | |
(1) | 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上(満点の50パーセント以上)である者。 |
(2) | 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上(満点の40パーセント以上)である者。 |
(3) | 試験全体の得点が、180点以上(満点の60パーセント以上)である者。 |
(注)合格基準については、問題の難易度を評価し、補正的措置を加えることもあります。 |
(1)の要件については例年形式的に設けられていますが、(3)の要件を満たすには、配点上必然的に(1)を満たす必要があるため、実質的な合格基準は(2)及び(3)ということになります。
また、新試験制度となった平成18年以降は合格基準について、「問題の難易度を評価し、補正的措置が加わることもある」と付言されており、ある意味完全な絶対評価の試験ではなくなったとも言えますが、平成18年度(4.79%)、平成19年度(8.64%)、平成20年度(6.47%)、平成21年度(9.05%)、平成22年度(6.60%)と一度も補正的措置は発動されていないため、あまりこの点を意識する必要はないといえます。
(2015/1/26追記)平成26年度(8.27%)では新試験制度移行後初めて補正的処置が取られました(法令等:122点以上→110点以上、合計得点:180点以上→166点以上)。