予備校について
Q. 行政書士試験予備校に通うべきか独学にすべきか迷っています。独学と予備校に通うのとでは大きな差がつくものでしょうか?
A.
合格道場は独学を前提としたサイトではありますが、予備校等に否定的というわけではなく、そのメリットも多くあると思います。
実際、都市圏の合格率が毎年高い理由には、都市圏には法学部のある大学が多いこと、通える予備校が多くあること、というのも挙げられます。
予備校のメリットとしては、学習計画の組み立てがしっかりできる、分からない所を質問できる、周りに同じ試験を目指す仲間がいる、など色々あるでしょうが、その辺は独学でも合格道場を活用すればある程度補えるものです。
大きく結果へ直結する理由は、学習計画を半強制的に進められる事だと思います。
また、多額の授業料を払ったことによる意識の違いというのも結果へ大きく影響を与えるところだと思います。
したがって、「自己管理では長期間の学習を継続させる自信がない」という方は、利用するメリットは大きいかと思います。
「自分は強い意志があるから大丈夫!」と思うかもしれませんが、独学者は色んな誘惑に負けて計画通りに学習が進まず、結局「本代数冊分の出費だから・・・」と断念する方が非常に多いのが現実ですので、軽視できないところでもあります。
一方で、行政書士試験の内容自体は難易度が上がっているとはいえ、独学でも十分理解し、対応できるレベルですので、その予備校や更にコースによって多少違いはあるものの独学では学べない特殊なことを教えてくれるという点においては、合格道場を活用していれば大きな差が出るとはいえないかと思います。
また、講義というのは、特に頭を働かせなくても聴くことができるので、受講しただけで学習した気になり、実は全然身についてないというケースもありますし、講義等をダウンロードして学習する場合、倍速等で視聴される方が多いということからも分かるように、効率性という観点からは、必ずしも優れたインプット学習方法といい切れない部分もあります。
アフィリエイト系のサイト等の情報により、予備校必須という意見に偏りがちですが、合格道場をうまく活用し、強い意志を持って合格に向かって計画通りに学習を進められるのであれば、独学だからといってそれほど大きな差がつくとはいえないかと思います。