予備校の模試
Q. 予備校などが主催している模試を受けるべきでしょうか?
A. 自宅でやる市販の模試等でもある程度は時間配分や自分の弱点の把握等はできますが、本試験独特の緊張感に近い経験をしておくという意味で、初受験生は特に予備校等の模試を受けるメリットは大きいと思います。
また、市販の模試は「本試験レベル」と表示していても、実際には本試験に比べてやや易しいものが多いのに対し、予備校の模試は本試験の難易度にかなり近いため(それでも平均すると若干本試験より易しめのことが多いです。)、本当の自分のレベルを知るのにも適しているでしょう。
費用は予備校それぞれで違いはありますが、大体は一回3,000円~6,000円程度ですので、予備校に通う場合の費用と比較すれば安いですし、一通りの基礎学習が終わって、かつ学習計画の見直しが図れる10月上旬くらいに1回くらいは受けてみると良いと思います。
その頃には試験委員も決まっているので、内容的にもその点が加味された模試という期待ができるのではないでしょうか。
模試を受ける場合は、結果に一喜一憂せず冷静に自分の弱点を分析し学習の見直しに役立てること、あまりたくさん模試を受けすぎると学習ペースが乱されてしまうのである程度計画的に受講すること、に留意してください。