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平成9年-問31 民法
民法上の不法行為に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 不法行為による損害賠償の方法として、民法は、金銭賠償によるべきものとし、他の方法は認めていない。
- 不法行為による損害賠償債務については、催告をまたず、損害発生と同時に遅滞に陥るとするのが判例の立場である。
- 事業の執行につき被用者が第三者に損害を与えた場合には、当該被用者が損害賠償責任を負うが、当該被用者に支払能力がないときには、使用者が損害賠償責任を負う。
- 不法行為による損害賠償債務の債務者は、原則として、被害者に対して有する債権と当該債務を相殺することができる。
- 不法行為による損害賠償請求権は、不法行為の時から10年で時効により消滅する。
当時の答え2
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