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昭和63年-問39 行政法
行政行為の取消しと撤回に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 行政行為の取消しは、その成立に瑕疵がある場合に行われるものであるのに対し、行政行為の撤回は、瑕疵なく成立した行為につき行われるものである。
- 法令上「取消し」とされていても、講学上の「撤回」に当たる場合がある。
- 行政行為の取消権者は、処分行政庁に限られるが、撤回権者は、処分行政庁のほか、その監督行政庁等も含まれる。
- 瑕疵ある行政行為は、原則として取り消し得るが、授益的行政行為については、取消権は制約を受ける。
- 行政行為の取消しの効果は、原則として行政行為成立の時点に遡るが、撤回の効果は、将来に向かってのみ生じる。
当時の答え3
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