平成26年-問48 一般知識等 政治
Lv3
問題 更新:2023-05-31 14:42:05
日本の中央政府の行政改革について、平成13年(2001年)に実施した省庁再編の内容として妥当なものの組合せはどれか。
ア.環境庁を環境省に移行した。
イ.防衛庁、海上保安庁の2庁を防衛省に統合した。
ウ.首相府、沖縄開発庁、経済企画庁の1府2庁を内閣府に統合した。
エ.運輸省、建設省、北海道開発庁、国土庁の2省2庁を国土交通省に統合した。
オ.自治省、総務庁、金融庁、文化庁、気象庁の1省4庁を総務省に統合した。
- ア・ウ
- ア・エ
- イ・ウ
- イ・オ
- エ・オ
正解 2
解説
環境庁を環境省に移行した。 ア.妥当である。
平成13年(2001年)の省庁再編において、近年増々重要性を帯びてきている環境の問題について庁を省に昇格した。
防衛庁、海上保安庁の2庁を防衛省に統合した。 イ.妥当でない。
平成19年(2007年)に防衛庁は防衛省に統合された。しかし、海上保安庁は防衛省に統合されていない。
海上保安庁を軍隊(自衛隊)の一部とする考え方もあるが、海上保安庁は国土交通省の外局である。
首相府、沖縄開発庁、経済企画庁の1府2庁を内閣府に統合した。 ウ.妥当でない。
内閣府とは内閣の事務を助ける機関であり、首相府とは、首相自身が執務の拠点とする組織体である。
平成13年(2001年)の省庁再編において、総理府、沖縄開発庁、経済企画庁の1府2庁が内閣府に統合された。首相府が統合されたわけではない。
運輸省、建設省、北海道開発庁、国土庁の2省2庁を国土交通省に統合した。 エ.妥当である。
平成13年(2001年)の省庁再編において、運輸省、建設省、北海道開発庁、国土庁の2省2庁が国土交通省に統合された。
自治省、総務庁、金融庁、文化庁、気象庁の1省4庁を総務省に統合した。 オ.妥当でない。
平成13年(2001年)の省庁再編において、自治省と総務庁は総務省に統合された。しかし、金融庁は内閣府に統合され、文化庁は文部科学省に、気象庁は国土交通省にそれぞれ統合された。